病気やケガをして働けなくなったら、失業保険はもらえない?!

失業中に病気やケガをしたら?

失業保険がもらえる条件は、

  1. 失業中で就職活動している人
  2. 雇用保険に入っていた人

の2つ。

 

1の「失業中で就職活動している人」とは、今現在「失業中であること」と「働くことができて、働く意思があること」です。

前者は「そりゃ、そうだ」となりますが、後者は「ん?ちょっと待って」と疑問に思う点が。

ここの「働くことができて」の意味は、いつでも就職できる健康状態や家庭環境にあることなので、もし、失業保険をもらっている間に病気にかかったりケガをすると、「働くことができる状態」ではなくなります。

つまり、病気やケガをして働けなくなったら、失業保険がもらえなくなる!のです。

 

失業保険の救済措置

病気やケガをして「働けなくなる」と、失業保険はもらえなくなる?!

これは一大事!

お金が一切、入ってこなくなってそのまま路頭に迷うのか?とても心配になりますよね。

 

でも、大丈夫なんです。

失業保険には、ちゃんと救済措置が準備されています。

それは、

  • 傷病手当
  • 失業保険の受給期間の延長

の2つです。

 

傷病手当

傷病手当とは、失業保険に変わってもらえる手当。

失業保険を受給している間に、病気やケガで職業に就けなくなった場合、その日数が引き続き15日より長いか短いかによって、対応が変わります。

 

15日未満であれば、証明書を提出することによって失業認定が受けられ、失業保険はもらえます。

 

15日以上の場合は、失業保険はもらえなくなりますが、その代わりに「傷病手当」がもらえるのです。

もちろん申請は必要で、まずは、ハローワークに電話をして、15日以上働けなくなったことを連絡します。

そして病気やケガが治ったら、最初の認定日までに、病院の診断書ともに「傷病手当申請書」を提出して手続きします。

これで、働けなくなった期間分、失業保険のかわりに「傷病手当」がもらえるのです。

一安心ですね!

 

失業保険の受給期間の延長

さらに、失業保険をもらっている間に、引き続き30日以上職業に就くことができなくなると、その日数を最大で3年間、受給期間に加えてもらえます。

具体的には、

  • 病気・ケガ
  • 妊娠・出産・育児(3歳未満)

などです。

 

なお、受給期間の延長は、看護、配偶者の海外転勤に同行する場合、青年海外協力隊などで海外に派遣される場合も当てはまるのです。

 

ちにまに・・・、受給期間の延長とは、「失業保険がもらえる期間」であって、「失業保険がもらえる日数」ではありませんので、お間違えなく。

 

傷病手当の金額と日数

「傷病手当」としてもらえる金額は、失業保険の基本日額と同じ額です。

 

一方、失業保険がもらえる日数(支給日数)は所定給付日数の範囲内です。

なので、傷病手当をもらうと、その日数分、失業保険の支給日数は減らされるのですね。

 

病気やケガをしたら、失業保険のかわりに同じ金額の傷病手当を支給日数の範囲内でもらえるということ。

金銭的なプラスアルファはありませんが、万一の場合を考えたら、安心できますね。