失業保険が受給できる条件とは?会社を退職しただけでは失業保険はもらえない!

働いているときは、給与明細に「雇用保険」という項目があって、毎月、いくらかのお金が天引きされていますよね。

この「雇用保険」が会社を退職した後にもらえる失業保険の元(一部)となっていますが、だからと言って「会社を退職したら自動的にもらえるもの」ではないんですよね。

 

会社勤めをしていたら、この手の手続きは全部会社がやってくれてたので楽でしたけど、退職したらそういうわけにはいきません。

 

失業保険をもらうためには、自分でハローワークに行って、いくつかの手続きをしなければなりませんし、そもそも、失業保険をもらうためには受給条件というものがあるんです。

こちらでは、失業保険が受給できる条件について、ご紹介します。

 

失業保険が受給できる条件

失業保険を受給するための条件には、

  • 「失業状態」にあること
  • 「雇用保険の加入期間」が一定の条件を満たしていること

の2つがあります。

この受給条件を満たしていないと、失業保険を受給できないんですね。

 

失業状態とは

まず最初に失業状態について。

失業状態とは、失業者本人が

  • 積極的に就職しようとする気持ちがある
  • いつでも就職できる能力(環境・健康状態)がある
  • 積極的に就職活動を行っているにもかかわらず、職業につくことができない状態である

ことを言っています。

簡単に書き直すと

「働く意思と能力はある」けれど「就職できていない」人

が失業保険の受給対象者になれるということなんですね。

 

なので、

  • 退職後は、しばらく休もうと思っている
  • 自営をしている人や自営の準備を始めた人
  • 雇用保険の被保険者とならないような短時間就労のみを希望する人

といった人たちは、「積極的に就職しようとする気持ちがある」とは見てもらえないので、失業保険はもらえないんです。

失業保険は、勤めに出て一定の時間働こうとしている人が対象で、働く気のない人や、短時間しか働くつもりのない人、自営業を行う人は対象外なんですね。

 

それと、「勤務条件にこだわりすぎる人もダメ」なのだとか。

例えば、「年収3,000万円以上の仕事じゃないとヤダ」と言っている人は、そもそも働く気がないって見なされるのだとか。

 

さらに、

  • 病気やケガなどで、すぐに就職できない人
  • 親族の看護等ですぐに就職できない人

もNG。

このような人たちは、「いつでも就職できる能力がある」にひっかかってしまうからなんです。

結構、厳しいですね。

 

雇用保険の加入期間

失業保険を受給するために必要なもうひとつの条件は、

 雇用保険に加入していた期間

です。

基本的には、

退職した日からさかのぼって2年間のうちに、雇用保険の被保険者であった期間が、通算して12ヶ月以上あること

が、条件となります。

ちなみに、ここで言う1ヶ月とは、月あたりの勤務日数が11日以上のことをさしています。

 

一方、会社都合退職の場合は、会社が倒産したなどの止むにやまれぬ事情があるということから、

退職した日からさかのぼって1年間のうちに、雇用保険の被保険者であった期間が、通算して6ヶ月以上あること

と条件が緩和されているのです。

 

おわりに

以上のように、失業保険を受給するための条件とは、

  • 「失業状態」にあること
  • 「雇用保険の加入期間」が一定の条件を満たしていること

の2つとなります。

これらを満たして初めて、失業保険の申請手続きが出来るということです。

会社を退職して失業保険をもらう人はもちろん、今現在、会社で仕事をされている方もぜひ、知っておいてくださいね。